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シアトル探検1

  シアトルでの初日、住宅一次取得者向けの分譲地を見学しました。1月初旬でも日本に比べ温暖でした。
  全ての住宅に「暖炉及び、ビルトインガレージ」が、設置されてました。

写真はガレージ内に設置されているハーネスという「ガスFF暖房」工事中も稼動している為、材木が完成時には含水率8%以下です。
         フレーミング段階の現場、足場を使わず「ローリングタワー」にて施工。
         残材は、全て最後に各職方が集めて「リサイクル」します。
ドライウォール乾式壁工法の作業風景 竹馬のような道具を使い天井のサンディングを行います。非常に合理的です。
モデルハウス内部仕上げ。どの部屋も温度の差がなく家具も付いて販売しておりました。価格は、$2,800,000よりでした。
浴室にはシャワーブース。この他、シャワーブースが2箇所。浴室が1箇所ありました。
モデルハウス外観。 すべて、乾式のサイディング仕上げです。湿式は、非常に高価なので、高級分譲地でしか見当たりません。
ゲストルーム
今回、当社職方の親方
ジムストレミーさんの手配により
工事現場を見学できました。
 今回、見学をした現場は、一次取得者向けの住宅でした。
どの家にも暖炉があり、Built in garage付きで、価格は3000万円前後との事でした。


 まず、建築現場を見た時の第一印象は、とても粗雑な感じを受けました。しかし、現場で話を聞くと、実はこの粗雑な状況が、ともて効率的である事が分かりました。現場の周りにあるのは「残材」で、ジュースの缶やタバコの吸殻などは、一つも落ちていませんでした。残材は日本のように回収する会社があるのではなく、仕事が終わった後に各職方が、リサイクルセンターに運ぶそうです。工事内容も、とても合理的に行われていました。
当社が標準使用しているAndersen社の「木製クラッドサッシ」は、高級なために使用している住宅が1軒も見らませんでした。今まで以上に、お施主様に自信を持って薦める事ができる事を実感しました。日頃、社長から「いくらよい物を使っても、作り手にモラルがないと、それが生きてこない。」と言われる意味が、このシアトルの現場を見て、理解できたような気がしました。
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